このマシン、見た感じはすごくゴツいという印象があるけど、なぜこういう形をしているのか理由がある。通常このようなウェイトプレートをつけるマシンだと、ウェイトが弧を描いて上がることが多い。レッグエクステンションの場合だとトップ、要するに大腿四頭筋が収縮したところで重くなって、逆に下ろす時に軽くなる。ウェイト自体は変わってないんだけど、大腿四頭筋にかかる負荷が動作中に変化する。しかしこのマシンに関しては、Zシリーズ特有の構造によりそれがない。可動に合わせてウェイトが真上に上がるので、大腿四頭筋にかかる負荷が一定。なのでトレーニングしているときに、ここが重い、ここが軽いという感覚がない。そしてマシンデザインは高級な質感。バックのパッドや脚のパッドも非常に見た目がきれい。もちろんグリップはEVOLGEARおなじみの三角グリップ。調整可能な場所は背もたれと脛パッドの高さ調整。当然、アイソラテラルなので両足同時にトレーニングすることもできるし、片足ずつトレーニングすることもできる。いろんな刺激、いろんなトレーニング方法が考えられる面白いマシンだね。

左右独立した動きが可能なので、片足ずつ集中してトレーニングを行うことが出来ます。両足が同時に可動するマシンですと、どうしても力が入る方に依存してしまう事があるんですが、そういった事もありません。左右バランスをとりながら、均等に両足を鍛えることが出来ます。また、EVOLGEARプレートロードZシリーズ最大の特徴であるウェイトプレートの可動も気に入っています。垂直にウェイトが持ち上がる設計になっているので、負荷が抜けづらい。シート調整や脛パッドの位置も細かく調整できるので、様々な体格の方にフィットする設計になっているのも嬉しいですね。効果的に大腿四頭筋を鍛えることができる優れたマシンです。

このマシンの特徴としましては、ワンレッグずつ可動するマシンだということです。両足でトレーニングするようなマシンだと、どちらかの脚が負荷が重くてどちらかが軽いという事が起きるのですが、このマシンに関しては両方同じ重量で左右別々にアプローチできるという点が最大の特徴です。もう一つの特徴としてはこのZシリーズ特有のプレートの動きで、ウェイトが動きに合わせて垂直に動くので重さがまったく逃げずに動作できます。さらに自分がいいなと思ったのがストレッチですね。レバーでパッドの位置を調整できるのですが、かなりストレッチがかかるような深い位置にも調整できるので、本当に四頭筋に刺激がダイレクトに入ります。ストレッチを感じにくい方でも、このマシンなら感じることができると思います。またEVOLGEARマシン共通の三角グリップも非常に握りやすいです。シートはもちろん前後に調整出来ますし、脛パッドの位置も調整できますので、小柄な方から体格の大きい方まで幅広く使えるマシンです。

このマシンの特徴は、まずZシリーズ特有の負荷のかかり方です。普通のマシンとは負荷のかかり方がかなり変わっていて、マシンの動きに合わせてウェイトが上下に動くので、重量がそのまま上に乗っているような感覚があります。マシン自体はウェイトを付けなくてもかなり重かったので、女性や初心者の方はあまりウェイトを付けなくてもしっかり負荷を掛けられるような印象です。マシンには位置調整できる箇所が3箇所あって、体格や手足の長さに合わせてアジャストできる点もポイントです。そしてスタートポジションをかなり深く設定することもできるので、しっかり真下から重量を上げたい場合も対応できます。EVOLGEARマシン特有のグリップも握り心地が良く、トレーニングしやすくなっています。そしてこのマシンは何と言ってもアイソレート、左右別々にトレーニングできるマシンなのでご自身の弱いところや左右差に対してしっかりアプローチできるマシンです。初心者から上級者、プロに至るまでどんな人でも左右差はあって、両足同時に使うマシンだと左右別々にアプローチすることが難しいので、左右別々に可動する点はこのマシンの最大の強みであり、一番の魅力的なポイントですね。